イントロダクション
コロナ禍が明けてイベントの数が増える中、自分にとって「これは!」と思うイベントを見極めることが重要になってきています。
自分自身よく、Xにて神イベに参加することが多いと褒めていただくことがありますが、これは直感力によるものが大きいと感じます。
直感というのは、経験を積むごとに磨かれていくものだと考えます。
とはいえ、直感はただイベントに参加するだけでは鍛えられません。今回は長年培ってきた「直感を磨く方法」をご紹介します。これからのイベント選びにお役立ていただければ幸いです。
1. 直感を磨くための基本
まず最初に、直感を磨くということは「違和感に気づくこと」だと考えます。なぜなら、何かが「違う」と感じることこそが、直感の発露だからです。
このイベントは自分には合わないなと感じたときは、自然と足が遠のきますし、逆に何か「ここに行きたい!」と思わせる感覚も大事にするべきです。
例えば、初めて参加した京都大作戦。当日は雨で、駅からも遠く、億劫に感じる部分はありましたがそれ以上に「何かある」と感じていました。結果今でも語り継ぐレベルのイベントとなった訳ですがこれは直感を信じた結果です。
こうした経験から、違和感を感じたときや普段とは違う感覚を無視せず、しっかりと向き合うことの大切さを学びました。
2. 小さな違和感と行動の重要性
直感を磨くためには、違和感に対して敏感でいることが大切です。小さな違和感や変化を無視せず、その都度、立ち止まって考えたり、行動に移すことが必要です。
たとえば、いつもと違う会場に行くことや、普段行かないエリアでのイベントに参加するなど、「違う」ということをポジティブに捉える姿勢が大切です。
違和感がある場所やイベントは、新しい発見や刺激をもたらしてくれる可能性があります。
初めて参加した関西地下アイドル現場での出会いは衝撃的なものでした。天井の低い、会議室でのイベント。それまでに体験したことのない場所でのヲタ芸でしたが、この体験が無かったらいまの自分はないと思います。この体験が、私の直感をさらに磨くきっかけとなりました。
3. はじめは挑戦が必要
新しいイベントや知らないジャンルへの挑戦は、初見の時はどうしても緊張や不安がつきものです。
しかし、その緊張こそが成長の証です。直感は挑戦を繰り返すことで磨かれていくもの。
例えば、新しい会場に初めて足を運ぶとき、道順がわからなかったり、会場の雰囲気が異なっていたりします。
それでも、その経験が次に繋がります。初見のキツさを避けることなく、チャレンジを楽しんでみてください。私自身も数多くの夏フェスに参加しその都度新しい会場を経験してきました。海外や日本の僻地に訪れ、ヲタ芸を打ち続けたことで良いイベントを見分ける感覚が身につき、直感の精度が高まってきと感じますり
4. フィードバックを活用する
直感を鍛えるためには、自分の行動や感覚についてのフィードバックが欠かせません。
イベント参加後に、自分の感じたことや気づいた点をメモして振り返ると良いです。メモを読み返すことで、どんな違和感があったかや、成功した選択のパターンを見つけやすくなります。
フィードバックを習慣にすることで、自分の感覚の方向性が少しずつ見えてきます。
大げさに聞こえるかもしれませんが、こんな自分も最初はイベント参加後にメモに3行振り返るので精一杯でした。
ですが回を重ねることで少しずつ気づきが多くなり、メモの量も増えていきました。その結果、イベント参加前に様々なパターンが思いつく様になり、自然と「これは何かありそうだな」というイベントを察知できるようになりました。
5. インプット量を控える
情報を過剰にインプットしすぎると、逆に直感が鈍ることがあります。
私たちが普段触れる情報量は膨大で、SNSや動画コンテンツが身近にあるとついつい多くの情報を見てしまいがちです。
しかし、情報を処理しきれなくなると、本来持っている感覚や判断力がかすんでしまいます。私自身も、ダラダラとXを眺めたり、YouTubeのチャンネルを次々に見てしまったりすることがありました。
しかし、必要以上に情報を追いかけず、必要な情報だけを絞って受け取るよう意識することで、直感の感度が向上しました。情報を制限することで、頭の中が整理され、心の余裕が生まれます。
まずは寝る前のスマホを5分だけ見ない、これぐらいからはじめてみるのがオススメです。
6. 続けることで見えてくるもの
直感は一朝一夕で得られるものではありません。何度も試行錯誤し、繰り返しを続けることで、次第に見えてくるものがあります。
最初は失敗や「外れイベント」を引くこともあるでしょう、それも経験の一部です。
イベント選びにおける直感は、常に挑戦し続けることで磨かれていくものです。
自分も夏フェスに参加し始めた15年前は外れた!と思ったイベントは一度や二度ではありません。海外に参加した夏フェスで大雨で予定していた日程を1日キャンセルした事もあります。よくよく調べてみると雨は当たり前のイベントとのこと。これはなにかある!と思ったアーティストを見に行っても大した盛りあがりにならなかった事も経験しています。
こういった経験を繰り返すことで、初めて訪れる会場や初見のアーティストに対する感覚が少しずつ磨かれてきました。
7. しんどさを感じた時がチャンス
直感を磨く上で、チャレンジがしんどいと感じることがあります。しかし、その「しんどさ」をポジティブに捉えることが大切です。
キツイと感じることがあるからこそ、その後の成長や新しい発見が待っています。逆に、楽な道ばかり選んでしまうと、直感は鈍りがちです。
しんどさを感じた時こそ、全力を出して挑戦しましょう。私が今この記事をかけているのもこのしんどさを経験したからです。
誰も知り合いのいない、アーティストも初見のイベントは時にメンタルに大きな負荷がかかります。初めて参加したイナズマロックフェスは知ってるアーティスト一人でしたがこの経験が今の私にとって大きな糧となっています。
8. 初見のイベントは適度な緩さでOK
直感を磨くといっても、最初からすべてのイベントを完璧に選ぶことは難しいです。
むしろ、適度な「これはどうかな?」という軽い気持ちでチャレンジするのがポイント。はじめは失敗することもありますし、今でも「外したな…」と感じることはありますが、その経験が次の成功に繋がります。初見のイベントや新しい挑戦に対して、適度にリラックスしながら参加してみてください。
9.これからの時代に求められる直感力
イベントの数が増え、多くの情報が溢れる時代だからこそ、直感力が求められています。これからもイベントの選択肢が増える中で、自分の感覚を信じ、経験を活かして判断することが大切です。今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ皆さんも直感を磨いてみてください。
おわりに
直感を磨くということは、経験を積み重ね、自分の感覚に敏感でいることです。
今でもスケジュールが空いてる日、皆さんも、自分の直感を信じ、楽しくイベントを選んで、充実した時間を過ごしてください。今回も最後までご覧頂きありがとうございました。