オリジナル技、舞とは
今回はイベントにおける舞の歴史を解説致します。舞とは皆様から読んでいただいている造語で実は決まっていないです。自分がヲタ芸と共に使用している技の名称になります。
上記が舞の動画になります。今回はこの動きについて生い立ち、使用経過を説明致します。
はじまりは10年前
イベントでは一般的に『舞』と呼ばれているこの動き。イベント現場で使用し始めて、10年が経過しました。
この技は始めて世の中で使用したのは、私と、雷撃氏 です。雷撃氏とは10年以上共にヲタ芸を打っている仲になります。
初披露は 2013年のカウントダウンジャパンです。この日の事は、昨日の事の様に覚えています。当時、自分は声優現場から地下アイドル現場に移行している時期でした。
声優現場では主に電池リウム、『閃ブレ』を使用しており、素手ではほとんど、ヲタ芸を打っていませんでした。
声優現場から、地下アイドル現場で一番大きな変更点は、座席がなくなり、オールスタンディングになった事です。
当時は感じなかったですが、スペースが広くなり、足の動きが徐々に変わっていました。
そんな中、カウントダウンジャパンの週の木曜日、自宅で鍛錬をしている際に突如、舞の原型が頭に浮かびしました。
『これは行ける!』と感じ、嬉々として練習し、当日使用しました。この時、一番驚いた事は、雷撃氏も同じタイミングで思いつき、当日使っていた事です。
カウントダウンジャパンの前の週も、別現場で対戦していた時は、お互い使用しておらず、お互いに笑っていた事を思い出します。
夏フェスで多用し進化発展
ここから、屋外の夏フェスが世の中で流行し、屋外でのイベントが増え、実戦で使用する様になりました。
当時、東京スカパラダイスオーケストラやマキシマムザホルモンなど、速い曲で苦労しながら使用した思い出があります。
屋外に移行するに伴い、閃ブレから素手へと移行。先日紹介した、グローブと舞は相性が良く年々キレ、技の数が増えていきました。
はじめは、足を動かす事から始めた舞ですが、途中からBPMの速い曲、独特なタイミングの曲で効果が高いことを発見しました。
ヲタ芸はどうしてもワンパターンになりがちです。ハマる曲には物凄く合う一方、合わない曲ではどうしても見劣りしがちです。
上記に上げた、東京スカパラダイスオーケストラとの対戦が、舞を多用する大きな動機になりました。
スカの曲はテンポが早かったり、サビがなかったり、とかなり特殊。従来のヲタ芸を使用していてはテンポが合わない。
この時、舞を使用する事で、凄く音にハマり、舞にのめり込んでいった事を思い出します。
丁度スカパラが夏フェスの参戦が多い時期でも有り、年間に大きなフェスで10回以上戦った事もあります。これをキッカケに色々な曲で試し、レベルが上がっていきました。
長年使用していると、自分の代名詞の様に覚えて頂ける様になった事は、非常に嬉しかったです。
この頃になるとアイドル現場においても、屋外イベントが増えてきました。この頃から、アイドル現場において、見よう見まねで使用してくれる方が、増えていきました。
当時はアイドル現場も勢いが非常にあった時期。今は亡き新木場コーストやTIFで使用したのはいい思い出です。その時の対戦動画はコチラ。
関ヶ原では毎年の様に戦っていた事も思い出します。2023年現在も私の主要技となっており、キレ、手数、まだまだ研究段階です。
共にはじめた雷撃氏もまだまだ現役で独自の進化を遂げています。最近ではアニクラ勢でも使用してくれる方も多く、さらなる進化を遂げていくと感じます。
さらなる進化と発展を目指して
今回は舞の歴史を説明させて頂きました。個人的には名前が定まっていないので、製作者としていい名前が無いか検討中です。
今年のシーズンにおいてもどんどん使用していきます。もし使い方などわからない時は、現場で聞いて下さい!
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。