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ヲタク考察

コスプレからサイリウムまで:声優現場で印象的だったヲタク

1. はじめに

先日、アニメメメスペシャルを訪れると、意外と近場でコスプレイベントが繰り広げられていました。

そして京都の美しい背景とともに、高品質なコスプレをする人たちを朝から目撃しました。

アイドルイベントや夏フェスは音楽中心ですが、ワンマンライブは多彩なファンを引きつけます。

今回は、私が過去に出会った、忘れられないヲタクたちを皆さんに紹介したいと思います。心に残るエピソードを、ぜひ最後まで楽しんでください!

2. 変わったコスプレヲタク

自分がイベントに参加しだした頃、はじめに衝撃を受けたのはコスプレをしている
方々でした。

ネットの画像では見たことがありましたが、実際に見ると非常にクオリティが
高かったです。

仲良くなり、小道具を実際に見せてもらうとその出来の良さにも驚きました。
当時は『魔法少女リリカルなのは』の人気があり多くのレイヤーさんがコスプレをしていました。

その中でも『専務』と呼ばれる方は男性でしたが、田村ゆかりさんのライブではなのはさんを、水樹奈々さんのライブではフェイト君となり朝から現場に来る気合の入ったコスプレを行っていたのが非常に印象に残っています。

(画像はイメージです)

大阪日本橋のストリートフェスタも素晴らしいコスプレがたくさん。

特に、遊戯王の「エクゾディア」のコスプレ集団は圧巻でした。

当日はライブイベントも有り、エクゾディアと対戦した事は今でも自分のベストバウトの内の1つです。

3. サポートグッズの達人たち

ライブでヲタ芸が盛り上がる中、ほら貝やブブゼラなどのアイテムがファンたちの間で人気を集めました。

特に、サッカーワールドカップの時期には、これらのアイテムを使ったヲタクがたくさんいました。

4. サイリウム熱の猛者たち

今でこそ電池式のターンオンがライブの光モノとしては一般的になりましたが、以前はオムニグロー、使い捨てのサイリウムが主流でした。
自分が初めてヲタ芸を打った2011年は電池式はまだ世に出回っておらず本気のヲタクは何よりもサイリウムにお金を投資していました。
特に声優イベントにおいては、本数と輝度が正義だったあの時代。
アニサマ1日で500本持ってくるヲタク、1曲で何回も折り返す為にサポーターを用意し1曲で100本折るヲタクは良くある光景でした。
自分も一番Tシャツを初めて着た日はウルトラオレンジ300本を詰めて1日で全て使い果たした事を覚えています。

写真にあるアルティメットウルトラオレンジを袋から明け、両手バルログ持ちを
する為に8本ずつ輪ゴムで止めたのを懐かしく感じます。

5. 徹夜で最前を目指すヲタクたち

今ではイベントにゆっくり行くことで定評のある自分ですが、イベントに行き始めた
頃は始発、もしくは前のりという事も珍しくなく、イベント会場で日の出を良く見ていました。
ワンマンライブでは当日限定のTシャツが販売されていたり、小規模なイベントでは
先着で前で見れるという事もあり、徹夜するヲタク、早くから会場に参加するヲタクが多くいた事を思い出します。
個人的に一番衝撃的だったのは『田村ゆかり』さんの日本武道館でのワンマンライブ。


当日は限定のTシャツが有り、まだ駆け出しのヲタクだった自分は5時ぐらいから
並んだ記憶があります。

ただその日は初めての武道館という事で皆気合が入っていた為購入できたのは昼の2時ぐらいでした。
日本武道館手前の門の所に5千人以上並んでいた光景は今でも覚えています。
今では見かける事が少なくなったヲタクの本気を見た場面でした。

6. 終わりに

上記に紹介した様に今以上に昔は気合が入ったヲタクが多く存在していました。
どれも真剣で全力な思いが行動に現れたエピソードだと感じます。
もうサイリウムをカゴに500本入れて持ち込むヲタクが現れる事は無いと思います。
ただ今は振りコピを真剣で覚えるヲタク、スポーツレベルまで練習、鍛錬するヲタクなど見習う方は沢山います。

自分も長く続けていますが、こういった方々の気持ちを見習い
熱量を持ってヲタクし続けます。
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました!