最近推し活を続けていて、ふと立ち止まって考えることがあります。
「自分はどういうヲタクでありたいのか」
「本当に大事にすべきものは何なのか」
自分はヲタクとしての活動が17年目となりました。
この間、出会い、別れ、様々な出来事があり今にして思うと良く続けられたと感じます。
立ち止まった時、自分が良く考えていたのは上記のヲタクとしてどうありたいか、どうしていくのか
ということです。
今回は、ヲタクとしての“行動理念”にフォーカスを当て、その重要性と信頼性について、
自分の考えをお話ししたいと思います。
枚数や金額より大切な「行動の軸」
アイドルシーンにおいて、チェキの枚数や課金額が可視化されやすい時代になりました。
もちろん、チェキを撮ることも、CDを買って売上に貢献することも、ライブで前方にいることも、
すべて推しにとってはありがたい応援のかたちです。
しかし、枚数がすべてを決めるわけではない―そう思わせてくれるヲタクも、
現場には確かに存在します。
例えば、現場で毎回10枚以上チェキを撮っているわけではないけれど、
・重要なタイミングを逃さず現場に駆けつける
・その人なりの独自性を活かして応援している
・SNSや特典会での言動が一貫して丁寧
そんなヲタクは、自然と「信頼されるヲタク」になっていることが
多いと感じます。
行動理念があるヲタクは、なぜ強いのか?
「自分はこういうスタンスで推している」という
行動理念を持っているヲタクは、いつもブレがありません。
その安定感は、推しや運営にとっても安心材料になります。
たとえDD(複数のアイドルを応援している人)であっても、
自分の行動原則をきちんと持っている人は、信頼されていると考えます。
「この人は、応援の姿勢が変わらない」
「見返りを求めず、ただ静かに応援してくれている」
そう思われるヲタクは、チェキの枚数を超えた“存在価値”を持っています。
信頼を築くのは、継続と一貫性
信頼は、一朝一夕に生まれるものではありません。
何度も現場に通い、特典会でのやり取りを重ね、
SNSでの発言にも気を配りながら、徐々に積み重ねられていくものです。
その中で重要なのが「自分の行動理念を曲げないこと」です。
・DDだけど、誕生日や生誕祭などの節目は必ず参加する
・SNSでは常にポジティブな発言を心がけている
・他のヲタクや運営に迷惑をかける行為はしない
こうした姿勢は、推しだけでなく、まわりのヲタクには必ず見られています。
「大事な時に来てくれる」ヲタクは強い
推しにとって、どれだけ普段のイベントで会えていても、
「ここぞ」という大切なタイミングで姿がないと、
どこか寂しさを感じるもの。
逆に言えば、大事な節目のイベントにしっかり顔を出し、
心からの応援を届けてくれるヲタクは、大事な存在になると感じます
日々の積み重ねも大事ですが、、節目の瞬間にどれだけ本気になれるか。
その誠意ある行動を行っているヲタクは周りから見られる目も変わってきます。
ヲタクは「見られていないようで見られている」
推しとの関係性は、表面的なコミュニケーションだけで成り立つものではありません。
何気ない現場でのふるまい、SNSの投稿内容、他のファンへの接し方、物販での一言――
すべてが見られていて、すべてが評価されています。
だからこそ、「ヲタクとしての行動理念」が必要なのです。
それがあるからこそ、周りに流されず、場の空気に飲まれず、
自分のペースで、でも誠実に推しを応援し続けることができます。
枚数を競うより、「何を大切にしているか」で勝負
世の中チェキの枚数やスタンプカードの達成度に目が行きがちです。
そうなりがちな現場でも、自分の価値観を曲げずにいるヲタクは、
素直にかっこいいと思います。
大切なのは、「自分はどういう応援をしたいか」
「何を大事にしているか」を明確にしておくことです。
・量よりも“思い出に残る1枚”を大事にする
・毎回は行けなくても“信念を持って通う”
・全通よりも“意味のある参加”を重視する
こうした理念があるヲタクは、応援している姿勢に説得力が生まれる思います。
おわりに:信念があるヲタクは、推し活を長く継続できる
最終的に、推し活を長く続けられるヲタクとは「信頼されるヲタク」です。
そして、その信頼は「枚数」や「課金額」だけでは決まりません。
むしろ、見返りを求めず、行動理念を貫き、自分の信念を持って応援しているヲタクこそが、
推しにとっても、現場にとっても本当に大切な存在になっていくと考えます。
今回の記事が今、自身の方向性に迷っている方の参考になれば幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。