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ヲタ芸

ビスマルクMIXの起源を解説!

※2023年4月6日に公開した記事ですが、リライト記事に必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2023年4月8日に再度公開しました。

はじめに

今回は世界で注目されているビスマルクMIXについて
解説します。まずはこちらの動画をご覧下さい。

こちらの『高まる、低まる、ビスマルク』部分ですね!
今や日本だけでなく、世界で大流行しています。実は元々は2つの部分が一緒になったのはあまり知られていません。

今回は製作者に色々伺い調査してきましたので、説明致します。

前半部分の解説

まずは全文を記載します。
『高まるよ・高まるよ・高まる・低まる・ビスマルク・シジマール・アルシンド・カズダンス』『ニーハイオーハイ・缶チューハイ・ウーロンハイ・ナチュラルハイ・アイ・キャンフライ』
これがビスマルクMIXです。今回2つに分けたのは理由が有り、元々この2つは別々のものでした。

『高まるよ・高まるよ・高まる・低まる・ビスマルク』

この部分は「ういういねこたん」というヲタクが作成されました。自分も10年来の付き合いが有り、現場で一緒に楽しんだ事も多数あります。

今回改めて話を伺うと、10年以上前に関西でのイベントでこのフレーズを使用したとの事。但しそれ以前に、発している方がいる可能性があると回答頂きました。

『シジマール・アルシンド』この部分は関西の「ω」さんという方の制作。この方は10年前の関西ヲタ芸動画なら必ず出てくる一人で、合いの手、コールには非常に定評のある方です。

『カズダンス』この部分は有名プロデューサーの『へなぎ』氏です。この方はアイドルプロデューサーをしており、この芸を世に広めた方ですね。

初め、この芸は、ここまでの部分と後半の『ニーハイオーハイ』部分は別々のものでした。今回かなり調査しましたが、いつ合体して今の形になったかは残念ながら不明でした。

後半部分の解説

『ニーハイ・オーハイ・缶チューハイ』この部分について
・ニーハイは秋葉原のディアステージ系列のヲタクが使用。
・オーハイは今は偉くなられた方がヲタク時代に作成。
今回ブログを公開した所、五反田氏よりリプを頂きましので、追記致します。この部分はじめ『オーハイ』だけでした。それに対し警報の意味で『ニーハイ』が設置されたとの事。「まこたん」さんという方が2008年頃にはじめられたそうです。

・缶チューハイはへなぎ氏の界隈で制作。

『ウーロンハイ・ナチュラルハイ・アイキャンフライ』
この部分は関西のアイドル「単体戦隊恋レンジャー」さんのオリジナル曲発表前にファミレスで御本人、へなぎ氏、、N-SATさん数名で作成されました。

因みに今回、その時の貴重なチラシが手に入りました!

2009年10月に後半部分は、現在の形になったようですね。
まさか、ファミレスで作られたとは驚きです。

そしてファミレスで作られた時に製作者はヲタ芸として作成。上記の曲で使用する際は振りもしっかりと付いています。その時の映像はコチラ↓少し長いですが、フルの映像になります。

上記2つが合体し、様々な現場で流行

この後半部分と前半部分が合体し、今の形になりました。合体した時期は不明ですが、今回様々な型から当時の話を伺い、大阪地下現場だと推測されます。そこから上記の恋レンジャーさんの現場、大阪地下現場にて流行しました。

その後、大阪地下現場、『葉月』さんヲタクが「ディアステージ」に持ち込み、そちらでも流行。「ディアステージ」のグループである「でんぱ組.inc」「妄想キャリプレーション」で多数の方に認知されました。

特に「でんぱ組.inc」における「WWD」のリリースイベントにて、オレンジリウムの2番で使用された事は印象的だったとの事。『いさや』さんというヲタクが発動し、ブームの火付けになったそうです。

ビスマルクMIXは今や世界で大流行

そんな経緯を経て日本で流行した、ビスマルクMIXが、今海外で大流行しています!台湾やインドネシア、タイのヲタクの勢いは凄いものがあります!

こちらはタイでの様子ですが、ガッツリ活用されてますね!

このブログを公開してから、アメリカ、台湾からもブログへのアクセスが有り、日本だけで無く世界での注目度の高さを感じます。自分も今年は海外イベントに参加する予定ですが、ビスマルクMIXのタイミングの取り方、発声練習を行うようにしました。海外での対戦が非常に楽しみです。

今回製作者の『へなぎ』氏は海外でもイベントを企画され、4月15日に台北でHNGSONIC2023 in Taipeiを開催されます。こちらでも多数のビスマルクMIXが見れそうで、動画が楽しみです。

今回はビスマルクMIXの起源と制作過程をお伝えしました。今年はコロナ渦も
収まり、声出しやヲタ芸の機運が非常に高まっていると感じます。
新しい芸も発明しながら、以前からある芸も大切に、上手く活用する。
1回でも多くビスマルクMIXを現場で皆様と出来ることを楽しみにしてます!

今回も最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました!