先日MIXを打つ打たないでTwitterのTLが荒れていました。
定期的に発生するこの問題。今回は創始、園長がツイートされていたのが、珍しく感じました。
大切なことはMIXは『染める』ものです。
今回のツイートを見ていて現場も丸くなったと感じました。
自分はヲタ芸を打ち始めて15年ですが、現場に通い出した時はまだまだ世の中の認知が薄い時代。
ライブに参加するヲタクはある種の覚悟を持っており、知り合い以外には殺伐としていました。
今回は自分を打ち始めた時代に感じた怖さ、ヲタクのひりつきを振り返ります。最近現場に通われた方には信じがたい話をお届けできると思います。
是非最後までご覧下さい!
ファーストインプレッション
まず初めに衝撃を受けた思い出として出てきたのは、田村ゆかりさんの現場です。
この頃はまだアニソン現場に通い始めた頃。水樹奈々さんの現場、第一回目のアニメロサマーライブに参加した時代です。
ライブDVDを見て現場に行ってみたいと!と思い参加しました。
当日現場に着いて目にした光景は、まさしく1980年代のアイドル現場。
気合いの入ったヲタクが『ゆかり道』のハッピをきていて集団で盛り上がっている様子に驚きを通り越して怖さを感じました。
ライブ中もいまでは感じられない熱い集会だったのは言うまでもありません。後にこの現場で自分が名勝負を繰り広げる事になるとは夢にも思えなかったです。
ミルクラリアットでラリアット
上記のタイトルは当時流行った言葉ですが、ミルクラリアットというイベントでスタッフからヲタクがラリアットを受けた事に起因しています。
時は2010年頃。とある歌手のヲタ芸禁止論により大荒れだった時代です。
当日はヲタ芸禁止というレギュレーション。
いかに当時のアニソン、ゲーソンに人気があったかを物語っています。
当時はヲタ芸がアニソン現場で流行していた時代。各々のヲタ芸に掛ける気持ちは半端ではなく、人生全てをかけてヲタ芸を打っているヲタクは多数いました。
そんな中でのミルクラリアットは開場前から、駐車場でのMIX、ヲタが繰り広げられました。中にはとあるアーティストの遺影を自宅で作成した方もおり阿鼻叫喚の事態でした。
ライブにおいては今回の事態を想定してか、プロレスラーの様な体格のスタッフがいました。そしてタイトルにある事態が発生します。
高まったヲタクがヲタ芸したときにラリアット気味に首をかられ、退場させられるヲタク。
今では笑い話ですが当時は現場に参加することは文字通り命がけでした。
熱き時代の終焉
最近はコロナ渦で現場も少なくなっていた事もあり、こういった事態は少なくなりました。
また一通りやる事をやり尽くした感もあり、同じ様な時代はもう来ないと感じます。
ただ先日、日比谷野外音楽堂で行われたアイドルカレッジの現場では久々に熱いMIX道場が行われていました。
動画で拝見し、熱き時代が帰ってきたと久々にワクワクしました。
今後、どういった形で熱き戦いが繰り広げられるのか。
自分も参戦しながら楽しませて頂きます。
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。