ヲタク考察

ヲタクカムバック:蘇る喜び、続ける情熱

今回は蘇るヲタク、続けるヲタクの違いを解説します。

先日、TIFに参加した際、数年ぶりに会うオタクが多数いました。

自分自身もTIF自体は久々でしたがあれほど多数のヲタクとヲタ芸、振りコピをできたのは5年ぶりぐらいだと感じます。

理由は色々あると思いますが、現場に戻ってくる事は嬉しい限りです。

自分はヲタ芸を打ち始めて15年です。

いなくなったヲタクは多数いますが消えて蘇るヲタクも多数見てきました。

少し違う界隈の話になりますが、格闘ゲームで今ストリートファイター6が人気です。

このゲームが発売されゲームコミュニティに戻ってきた過去のプレイヤーが非常に多いそうです。

先日開催された世界大会にも過去の有名プレーヤーが多数参加していました。蘇る事はコンテンツにおいても非常にプラスだと感じます。

続けるヲタクは軸をぶらさず行っている事を変える

自分は幸いにも続けている側のヲタクですが、続けられた要因の1つとして、枝葉の行っている事を定期的に変更した事が続けられた要因だと感じます。

ヲタ芸を打ち始めた頃はサイリウム、光り物一辺倒でそれしかやらないスタンスでした。

100%光り物しか使わず、個人的にも一生素手ではヲタ芸を打たない人種だと勝手に思い込んでいました。

それが徐々に屋外イベントが増えてきた事で素手で打つようになり、現在の比率は素手8:リウム2ぐらいになりました。

上記の例として現場に通いヲタ芸を打つという軸はぶらさず、枝葉である打ち方を変えた事が継続できた要因だと感じます。

とある有名双子ヲタクは小さな現場で楽しむ事をモットーとされており、固定客が30人を超えるとその現場から離れるという話を聞いた事があります。

この様に続けられるヲタクは行っている事を定期的に変える事が多く、このタイプは長く続ける事ができると感じます。

蘇るヲタクは一点集中で燃え尽きやすい

上記とは逆に燃え尽きるヲタクは一点集中。同じ現場を全通する勢いで通い、自分の全精力を投下し続けます。

その為、反動が大きく、記念ライブ、卒業などの出来事が起きた場合、燃え尽きてしまい、離れる事が多くあります。

1つの現場に10年近く、平日も含めてほぼ全通した方もいらっしゃいますが、残念ながらメンバーの卒業と共に、コミュニティから足が遠のいてしまっているのを見かけます。

やり続けるヲタクは指数関数的に成長する

やり続けるヲタクの場合、行っている物事に対して全方位的に分析し取り組みます。

その為、成長曲線は指数関数的であり、徐々に成長し最後には圧倒的成長となります。

まずは現場の様子、自分の今の立ち位置、一番効率的なトレーニング、一番強い人のやり方、全てを分析した上で自分のやりたい方向性を決めて集中します。

方向性が大きい分、時間が掛かりますが、やがて大きな結果を産みます。

蘇るヲタクは成長しすぎて自滅する

進化の終着地点は自滅。昔とあるアニメでこの言葉を聞いた事があります。

ヲタクにおいても凄く当てはまり、蘇るヲタクは総じて自滅する事が多いと感じます。

上記のやり続けるヲタクとは逆に圧倒的スピードで成長する分、自分自身が飽きてやめてしまう。もう無理だと自暴自棄になりやめていったヲタクは数多くいました。

自分が共に行動してたヲタクにおいても凄く結果を出していたのに、内面ではやれることがもう無いと非常に悩み、やめてしまった友を思い出します。

コンテンツの変化より自分自身の変化に対応できない、これは大きな教訓となっています。

今年はコンテンツが0になりリスタートの時期

今回TIFに参加しましたが、客層が全く変わっており、運営側の対応も以前と異なる状況にあると感じました。

コロナ禍が収束しただけでなく、コンテンツそのものも変化しており、新たな始まりの時期だと個人的に感じました。

面白そうなヲタクが多く、楽しみ方においても以前とは異なるものを感じます。

自分としてはやることは変わらずヲタ芸を打ち続けますが、打ち方やスタンスは微妙に変えて行く時期だと感じます。

振りコピや創作スネークなど新しい技術を習得し過去の技術と融合させる。

個人的には不器用なので時間はかかりますが、焦らず少しづつ変えていければと考えています。

やり続ける為に少しずつの変化、対応を今後も行っていきます。また皆様と対戦できるのを楽しみにしています!

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。