イントロダクション
今回はコンテンツに対する世代間のギャップとそれを解消する方法を解説します
今回の記事を読むことで、世代による考え方、感じ方の違いを知る事ができ、違う世代への接し方の参考にしていただければ幸いです。ぜひご覧下さい
アニクラヲタク第7世代
先日アニクラ関連のポストでヲタク第7世代というワードを目にしました。
自分自身アニクラに参加して長いですが、ついに世代というワードが出てきたと感じました。
自分は、アニクラの立ち上げ時は参加しておらず、少し後からやっているので第2世代だと、個人的には考えています。
そこから計算すると、現在はたしかに7世代目ぐらいかもしれません。
若い世代ほど根性値が高い
今回の話を聞いて世代が若いヲタク、第1世代のアニクラ勢は根性値が高かった事を思い出しました。
10キロおもりを担いでヲタ芸を打つ、徹夜から翌日のアニクラに参加する、アニクラ参加者1人1人の骨格を図り、ヲタ芸の研究を行う。
上記はほんの一例ですが、アニクラというものが世の中に出だした頃はこういった事が日常茶飯事でした。
これは情報が無い時代ではよくあることでアニクラに限った話ではありません。
例えば、プロ野球に例えると、現在先発ピッチャーは100球前後の投球数。中6日が日本ではほぼ常識となっています。
ただ少し前、1990年代は140球は当たり前、登板感覚も中5日も当たり前でした。
現在では医学が発展し、様々な分析がなされ現在の形になりました。
当時を体験した人間からはそれしかなく、結果的に根性で戦う結果となりましたが、特に無理をしているという事は気持ちはなく、結果的に根性値がついているというのが個人的分析です。
後期の世代とのギャップは何故生まれるのか
こういった話になった際、必ず出てくるのは世代で話が合わないということを耳にします。
個人的にはこれは永遠に理解できない事で、理解せず、理解できる範囲で接するのが正解だと感じます。
今自分は39歳ですが、私が生まれた頃はスマホもなく、液晶ディスプレイも無い時代でした。
テレビはブラウン管で30インチでもかなり大きかった時代です。
これが29歳の方になると、物心がついた頃から、携帯は当たり前にあり、テレビも液晶が増えているのが当然という事になります。
このはじめから当たり前というのは、要するに引き算。脳の中でショートカットが起きている状態です。
元々それが当たり前の世界と、それがなくて手に入れた世界では見え方は大きく変わります。
この見え方の違いがギャップを産み、無意識の内に考え方が違うため、会話の食い違いが発生すると考えます。
これがギャップの正体だと個人的には感じます。
ギャップを減らす3つの行動
ではそのギャップを少しでも減らすにはどうしたら良いか。個人的には下記の行動がオススメです。
1、そのコンテンツの歴史を学ぶ
そのコンテンツ、先程でいえばアニクラですが、アニクラの歴史を学ぶ事で全体感を把握できます。
自分が新しい世代に感じるギャップも、その上の世代から見れば、同じ事を感じている事を知る事ができます。
注意点としてはもし立ち上げの世代の場合は今のスタイルを取り入れる事が大切です。
自分もアニクラにおいては立ち上げと変わらない世代でしたので、歴史がなく、理解に苦労しました。
その時、新しい世代が行っている事、いとうあさこスネークなどを行うことで、今の方々の気持ちが少しは理解できました。自分の後輩ができた際はこのやり方がオススメです。
2、そのコンテンツに対する自分のスタイルを知る
歴史をしった後は自分がどういうスタイルなのか、深掘りする事がオススメです。
ヲタクの中にはリーダータイプ、分析タイプ、エンジョイ勢、様々なスタイルがあります。
ここを自分自身が理解せず、違うタイプだと思っていると自分の軸がぶれてしまいます。
歴史を学び、自分のスタイルを知る事で自分が何に違和感を感じているのか。接し方の部分で悩んでいる事が何かを理解する事ができます。
3、自分の得意な分野を聞かれた際に伝える
最後はこちらです。自分はイベントにおいて、どうすれば快適に打てるのか、その為にどうトレーニングをするのかを日々探求しています。
長年ヲタ芸を続けてこられたので、この部分は人より得意だと感じます。
ありがたい事に最近では、技術的な部分、歴史的な部分を現場で聞かれる事も多くなりました。
これらを人に伝えると喜んで頂き、話していてもギャップを感じる事はほとんどありません。
最初にお伝えした様にギャップを完全に埋める事は不可能です。
ただ得意な分野を伝え、共通の感覚を持つ事は可能です。
これを行う事で自分自身のレベルも上がり、自分では理解できていなかった部分を知る事もできます。
先日も知り合いのヲタクが10年以上推している、推しの研究本をコミケで発売する事が決定しました。
これは得意分野を生かした、素晴らしい方法だと感じます。
おわりに
今回は世代のギャップの発生理由とその解決方法をお伝えしました。
アニクラ第7世代と聞くと、自分も長くイベントに参加している事に改めて驚きました。
毎回、現場で対面し続け、今の技術に到達し、現場全体のレベルも高くなったと感じます。
今は野外アニクラの普及で新しい世代も増え、上記の様なギャップを感じる事も多々あると感じます。
自分自身引き続き、新しい世代のやり方を取り入れ、探求し続けます。
現場でお会いした際は、対戦宜しくお願いします!
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました!