ヲタク考察

再び現場へ:失われた時間を取り戻すヲタクたち

 イントロダクション

最近ヲタク、演者さん共に復活する方が多くなりました。

ヲタクでは園長が久々に現場に出られたり、黒服さんも楽しそうにヲタクされています。

以前コラボスペースを行って頂いたじーたんさんもヲタ芸を離れて5年後に戻られ、今でもヲタ芸をされています。

続けた自分

自分はこれまで16年ヲタ芸を行ってきましたが、幸い1度もやめず、継続して行っています。

心情的にもやめたいと思った事は一度も無く、気がついたら16年経過していたというのが正直な所です。

続けている中で芸のクオリティ、やり方、方向性で迷い、考えた事はありましたが、試行錯誤し答えを出し続ける事ができました。

追い求めるヲタク

MIX、ヲタ芸など自分のやり方を追求しているヲタクは、魂込めて行うが故に壁にぶつかる事があります。

特に10代、20代で行っている方は勢いがある分、壁の高さに絶望し、やめてしまう事があります。

ここで思い出すのは、27歳ぐらいイベントに共に参加し、毎週の様に闘ったS氏をの事です。

学生時代にインターハイに出るほど運動神経も良く、ヲタ芸を知ってからはひたすら筋トレとヲタ芸を追求していました。

体脂肪率1桁代の体を駆使し、当時のヲタクの中でずば抜けたヲタ芸を打っていました。

残念ながら色々な事情が重なり、ヲタクをやめてしまいましたが今思い出してみてもヲタ芸のクオリティは唯一無二のモノでした。

テキトーに見えるヲタク

一方でフットワーク軽く、色々な現場に参加し、毎回のイベントを楽しんでいるヲタクがいます。

巷ではDDと呼ばれますがそういった人は間が空くことも無く、自身のペースでイベントに参加します。

最近関東在住になったとある方は、関ヶ原からヨドバシ梅田のインストアイベントなど様々な場所で会いましたが、毎回テキトーな感じでいながらも凄く楽しそうです。

辞める・続けるは人それぞれ

辞める人、続ける人、両パターンとも最終的にどうなるかは人それぞれ異なると感じます。

行き始めた時は楽しいと感じていなかったことが楽しくなることもあれば、その逆になる場合もあります。

自分の場合、15年くらい前、アニクラ現場にはそれほど魅力を感じませんでした。

自分には少しダラダラとした雰囲気は合わなかったのが原因です。

しかし、コロナ禍が始まった頃から行われる様になった屋外アニクラや創作ダンス界隈との出会いを経て、今では非常に楽しく、開催が待ち遠しいイベントになりました。

長年続けているとこういった副産物が生まれることもあります。

現場の移り変わり

先日アニソンForeverというイベントがありましたが、一時期に比べアニソン現場は少なくなりました。

以前はさいたまスーパーアリーナや横浜アリーナで行われていたアニソン現場ですが、最近は小規模になったり、開催が少なくなっています。

但しアイドル現場と連携して行われるアニソン現場も登場したりして、新しい動きも見られます。

こういった際に復活される演者さんがいると、帰ってくるヲタクも出てきます。

さいごに

今年はヲタクだけでなく、アイドルの移籍、復活もあり、個人的には楽しい状況が発生しています。

夏の大きな野外イベントも決まりだしました。

ここで以前居なくなったヲタクはかえってくるのかを楽しみにしています。

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。