ヲタク考察

憧れから日常への回帰:アニメの扉を開き声優を追い求めアイドルにたどり着く

イントロダクション

先日コチラのポストをXに行った所、多数の反応を頂きました。

いつもいいねありがとうございます。

これは以前から常々感じてた事ですが、これほど多くの方に反応いただけるとは思ってもいませんでした。今回はこの現象について、自分経験と共に解説をします。

アニメ→声優→アイドル

今回の結論は『憧れから日常への回帰』これが大きな理由だと感じます。

自分がこの状態に至った経緯をお伝えします。

記憶にあるアニメをみていた記憶は5歳の頃です。当時は食事時、学校から帰ってきて見ていた事を覚えています。

これが少し変化したのは、小学生の頃購入した雑誌『Newtype』がきっかけだと感じます。

Newtypeを読み始め、過去のアニメ、マイナーアニメの存在を知り、より深く見るようになりました。

その時、声優にはじめて触れました。これをキッカケに挿入歌、主題歌を歌われている事を知り、声優イベントの存在も知ることになります。

当時は『チケットぴあ』『eプラス』等は無かったため、チケットの購入に対する難易度はかなり高かったです。

なんとか情報を仕入れ初めてイベントに参加したのは12歳の時でした。

この時はアニメイトでCDの購入特典イベントが行われていました。その時初めてみた声優さんは『飯塚雅弓』さんでした。

この時、ブラウン管のなかだけのモノが少し身近に感じるようになります。

それに合わせて、懐かしい曲・聞きたかった曲を生で聞けることに感動し、イベントに足繁く通う様になります。

ただし、学生であった事。関西に住んでいた事。

これらの事情もあり年に1度程度しかイベントには参加できませんでした。

その分雑誌を深く読んだり、色々な曲を聞くことでイメージを膨らませていました。

その時に出会ったのがラジオの存在です。自分が中学生の時代は深夜ラジオ全盛期。様々な声優さんがラジオを放送していました。

その中でもラジオ大阪さんは熱心にイベントも開催され、そういったイベントに顔を出すようになります。

そして様々な年に1回程度イベントに参加し続け、少しづつイベント自体が身近な存在になってきました。

テレビの中で憧れだった存在ではなく、見に行くのが当たり前になってきます。

地下アイドルの存在

時が流れ、2008年頃、アニソン・声優イベントが一番盛り上がる時代がやってきます。

それまでは2000人規模のホール会場での開催が多かったのがアニメロサマーライブ、声優ライブの人気に伴い、1万人以上のイベントが多くなってきました。

個人的にはこの時期はアニソン業界のバブルだったと感じます。

しかしその時期は長く続く事はなく、大きなイベントのみが継続しそれ以外のイベントは少なくなっていきます。

この時、自分は地下アイドルがカバーソング、特にアニソンを多く歌う関西地下アイドル現場に出会うことができました。

これにより声優→アイドルの流れに入っていきます。この時は気が付きませんでしたが、開催回数が多くなり、地下イベント・地下アイドルが日常の一部になっていきます。

週末のスケジュールが人生の中心軸になりました。これが始めにお伝えした現実への回帰に当たります。

アイドルの形の変化

今アイドルには様々な形があります。その中で一つ共通しているのは距離感が近くなった事です。

昔はブラウン管の中の人。手が届かない存在でした。これが月日を重ね、かなり近い存在になったと感じます。

定期的に握手会があり、会えるイベントが多くある。

東京ドーム公演を行っているアイドルでも接する機会があるのが今の世の中。

アニメから声優に行き、最後は身近な存在になったアイドルに行き着く人が多いのも納得できます。

頻繁に会いたい、近い距離感で楽しみたいという思いはそれぞれ違います。

頻繁に会いたい方は地下アイドル、遠くの存在として接したい方は地上のアイドル現場に通う。思いの違いが進むべき道の違いに現れると感じます。

おわりに

今回はアニメ→声優→アイドル、この流れについて自身の体験を踏まえ、解説させて頂きました。

改めて振り返ってみると、自分もこのルートのど真ん中を通っていたことを実感します。

最近はバーチャルYouTuberを通る方、歌い手を通る方が増えており、このルート以外も多く増えてくると感じます。

ただ本質的な部分は日常への回帰ではないかと考えます。

もし今回の記事を読んで感じた、皆様の感想、思いがあれば是非、Xのリプにて教えて下さい!

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。