イベント考察

推しを前にしても落ち着ける。特典会の会話が楽になる考え方

あけましておめでとうございます。
年始から各地でイベントが開催され、特典会やチェキ会などで推しと直接言葉を交わした方も多いのではないでしょうか。
年末年始はイベントの数も多く、中には久しぶりに現場へ足を運んだという方もいらっしゃると思います。

そんな中、イベント後の様子を見ているとチェキの時に上手く話しているなと感じる人。緊張して慌てている人がいることに気が付きました。
時代が進みアイドル側も会話術が上手くなったと感じます。
会話が得意な方も、そうでない方も、少し意識を変えるだけで特典会の時間はより心地よいものになると感じています。
今回は長年の経験から得た特典会での会話する時に意識するべきポイントをお伝えします。

まずは落ち着くことから

普段から人と話すのが得意な方や、長く現場に通っていて多くのアイドルと話してきたベテランの方であっても、
特典会では「テンション」に注意した方がよいと感じる場面があります。
もちろん、アイドル現場は趣味であり娯楽です。楽しくなるのは自然なことですし、
推しを目の前にすれば気持ちが高ぶるのも無理はありません。ただ、テンションが上がりすぎると、
相手の反応が見えなくなったり、自分が何を話したのか覚えていなかったりすることも起こりがち。

そこでまず意識したいのが「落ち着くこと」です。

難しいことをする必要はありません。特典会の列に並んでいる間、
もしくは直前に、深呼吸をしてみてください。大きく息を吸って、ゆっくり吐く。
それを二回行うだけでも、驚くほど気持ちは整います。
自分の状態を一段落ち着かせることで、相手の表情や声のトーンにも自然と目が向くようになります。
接近戦だからこそ、まずは自分を落ち着かせることが大切だと感じています。

会話は「聞くこと」が第一

テンションが上がると、人はどうしても自分の話をしたくなるものです。
「これを伝えたい」「前回の続きがある」「今日しか言えない」と、頭の中が言葉でいっぱいになることもあるでしょう。

しかし、相手も同じ人間です。一方的に話を聞き続けるだけでは、どれほどプロであっても疲れてしまいます。
人は「自分の話をしてくれた人」よりも、「自分の話を聞いてくれた人」のことをよく覚えているものです。
アイドル側が最近気づいたこと、良かったと感じていること、頑張っていること。そういった話を引き出し、
ただ聞くだけでも、会話としては十分に成立します。
「それいいね」「それは大変だったね」といった一言があるだけで、相手にとっての印象は大きく変わります。
今の時代は、以前と比べて会える回数が多くなりました。その分、関係性を少しずつ積み重ねていける時代でもあると感じています。
だからこそ、まずは聞く姿勢を大切にしてみてください。

「間が合う人」を大切にする

接近戦が当たり前になった今、意識しておきたいのが「間」です。
会話の内容そのものよりも、話していて心地よいかどうか。言葉を被せ合わず、
自然なキャッチボールができるかどうか。そうした感覚を、自分はとても大事にしています。
会話のテンポが合い、沈黙があっても気まずくならない。そういった相手とは「間が合っている」と感じます。
これは単なる相性とは少し違い、もう一歩踏み込んだ感覚だと思っています。
疲れている時や、気持ちが落ち込んでいる時は、そもそも現場に行かない方が良い場合もあります。
ただ、そういう状態でも自然に言葉が出てくる相手がいるとしたら、それは間が合っている証拠かもしれません。
誰とどんな関係を築くか。その基準の一つとして、「間」を感じてみるのも一つの考え方だと思います。

普段から言葉にする習慣を持つ

会話が上手な方、長く現場に通っているベテランの方を見ていると、
共通して「表現が上手い」と感じることがあります。ただ、それは最初からできていたわけではなく、
後から身についたスキルであることがほとんどです。
その訓練の一つとしておすすめしたいのが、普段からポスト(ツイート)をすることです。
感じたことを言葉にするのは、想像以上に難しいものです。しかし、140字という制限の中で考えることで、
自然と要点をまとめる力が鍛えられます。
この力は、特典会の短い時間で気持ちを伝える場面でも役立ちます。
チェキツイのように、イベント後の感想を言葉にするのも良い練習になります。
文章の長さや形式に正解はありません。自分に合った形で続けてみてください。

声も一つのコミュニケーション

最後は「声」についてです。
人と話す中で、自分の声が好きではないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、自分もその一人でした。
ただ、最近人前で話す機会が増えたことをきっかけに、YouTubeでボイストレーニングの動画を見つけました。
内容はとてもシンプルで、1日1分程度。これなら続けられそうだと思い、3カ月ほど試してみました。
すると、以前よりも声が出やすくなり、話すことへの抵抗が減っていったのです。
その後、セミナーを行った際に、主催の方から「やっぱりヲタクをやっているからいい声ですね」と言っていただいたことがありました。
その頃には、声に対するネガティブな感情はほとんどなくなり、前向きに話すことができていたように思います。
声が気になる方は、ぜひ一度調べてみてください。少しの積み重ねで印象は変わります。

おわりに

今年も年始から多くのイベントが開催されました。楽しいライブの締めくくりとして行われる特典会は、
多くの方にとってメインイベントだと思います。そこでつまらない思いをしてしまうのは、とても悲しいことです。

今回お伝えした内容が、少しでも皆様の特典会の時間を心地よいものにするヒントになれば幸いです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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