ヲタク考察

新境地を切り開く開拓者と一人行動のヲタクたち

イントロダクション

初めてのイベント現場は一人だと行きづらい。

先日こういう旨の投稿をXで見かけました。

他の人の意見をみても、たしかにという方が多かったです。

ヲタクは一人で行動していそうという意見がありますが、これは細分化すると事実ではありません。

一人行動と開拓者の違い

ヲタクは一人行動してそうというのは実は合間合間の行動は一人ですが、現場に行くとき、現場での行動は誰かと一緒という場合が多いです。

短期間であれば一人でやり続けるというのはありますが、3年以上となると何か発信したり、顔見知りと行くことが多くなり厳密には一人であることは少ないと感じます。

これに対し、新しい現場を一人で開拓する人は相当少ないと感じます。例えば一度も行ったことがないスポーツを一人で観に行く。初めての場所に一人で泊まりにいく。これらは一人行動よりはるかに難易度が高い行動だと考えます。

一人行動は慣れ

ヲタクにとって、一人行動は当たり前ですが世の中では難易度が高いと言われます。一人焼肉、一人ディズニーランドはよく話題に上がります。

個人的に一人行動できるか、できないかは、『慣れ』の問題だと感じます。

一番初めは仲の良いヲタクに誘われたが、そのヲタクは行かなくなり、自分だけ参加する。一人になった当初は違和感がありますが、3回ぐらい行くと、楽しさの方が増して一人で行くのが当たり前になる。

こういった経験をされた方は多いと感じます。

多くのヲタクは、『好きなものに熱中する』というのが、自分の考えです。熱意が寂しさを上回り、一人で熱中するのはヲタクとして当然の結果だと思います。

初見を物怖じせずに参加するヲタク

一人行動に対し、一人で初現場に行ける人。ここでは開拓者と名付けますがこれはかなり数が少ないと感じます。

自分自身殆ど見たことがなく、ネットの意見をみてもこれはできていないという方が多かったです。

では、これをできているヲタクは何が違うのか。個人的には3つの要素を持っているかどうかだと思います。

若い頃に開拓したかどうか

自分自身の体験でもあるのですが開拓者は若い頃から一人で参加する事が多いです。

私の場合、声優イベントに13歳で参加。15歳の時にはプロレスを見るために一人で宿とチケットを取り、京都から東京ドームに見に行きました。28歳の時はイギリスの夏フェスにネットから申し込み一人で参加したこともあります。

個人的な考えとして、『10代で開拓行動したかどうか』が重要だと感じます。

周りに許して貰える。やり方が分からない。様々なハードルを若い頃に超えた人は年を重ねても一人で開拓できると感じます。

地方民は開拓せざるおえない

2つ目は住まいがどこかという点です。

私は最近まで京都に住んでいました。残念ながらイベントは少なく、ライブの面で見るとハンデキャップだと感じます。

ただしメンタルの面でいうと、だからこそ新しい現場に行きたい。雑誌で見たイベントに行きたいという気持ちになります。

当ブログによく参加頂く『へなぎ』さん。彼も岡山で過ごしていた10代前半の頃からハロプロのイベントに遠征していたとの事。

遠方であればあるほど開拓せざるおえないというのを感じます。

熱量があるかどうか

最後は抽象的になりますが熱量があるかどうかです。

目に見えないものですが大きな成果を上げる人。人ができない事をやる人は自分の中に大きな熱量を持っています。

これが好き、これの為に全力を尽くす。ヲタクは誰しもが持ってますがその量によって人ができない行動を成し遂げられると考えます。

おわりに

時代は変化しヲタク人口が増え、色々なイベント現場が増えてきました。

今後もこんなイベントがあるのか!というものも増えていくと感じます。

その時、新しい現場に飛び込む事で新しい楽しみが発見できると思います。

自分も40歳になりましたがまだまだ老け込まず、挑戦し続けていきます。

未知なる現場でのテンション上がる出会い、楽しみにしています!

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。