イベント考察

楽しむヲタク、悩むヲタク        ~イベント参加で成功する人、失敗する人~

イントロダクション

私は長年ヲタクとして、さまざまなイベントに参加してきました。その中で、周りの多くのヲタクがイベントに参加して楽しみ続ける一方、途中で参加をやめてしまう人も多いことに気づきました。

なぜ参加を続けられる人と続かない人の違いが生まれるのか?

今回はその違いを分析し、解決策を提案したいと思います。

楽しめているかが鍵

まず続けてイベントに参加している人とそうでない人の一番大きな違いは

「楽しめているかどうか」

個人的にはこれに尽きると思います。

イベント参加を続ける人は、何かしら自分の中で楽しさを見つけているのです。

逆に、続かない人は楽しさを感じなくなった瞬間にフェードアウトしてしまいます。

では、なぜ楽しめなくなるのでしょうか?それにはいくつかの要因があります。

3つのケース

まず1つ目は結果を求めすぎる人です。人は結果、世間体、才能に左右されやすいいきものです。

例えば、イベントで目立つことや、推しメンに特別扱いされることなどを期待して参加する人は、その期待に応えられないと途端にモチベーションが下がってしまいます。これは「結果」にとらわれすぎるパターンです。

何年続けて参加しても、その人が求める結果が出せずにアンチ化するという例もあります。

次に、周りの目を気にしすぎるケースがあります。

「ヲタクとしての自分がどう見られているか」が気になりすぎると、自然と楽しむことが難しくなります。世間体や周囲の評価に縛られると、本来の楽しさを見失ってしまうのです。

親から、いい年なんだから結婚してほしい。こういった言葉を受けて現場を去って行ったヲタクも少なくありません。

逆にそれを逆手に取り、Xで面白おかしくポストしているヲタクは周りを気にせず、楽しめているといえます。

3つ目は才能です。これは少し特殊なケースですが、才能がありすぎて飽きてしまう人もいます。

自分には15年前、毎週会い、ヲタ芸を打っていた漢がいまいした。彼は当時20歳でしたがその時点で彼のヲタ芸はある種完成していました。

体脂肪率1桁で長時間キレのあるヲタ芸をしていましたが、数年経過すると残念ながらいなくなりました。

いなくなった要因はいくつかあるでしょうが、彼を満足させる対戦がなく、飽きてしまった事も理由の1つだと自分は考えます。

体操の世界でも人々を驚かす様な技を若くして使用する人は、満足の行く体操ができて引退するというケースがあります。

世の中ではレアケースですが、これに該当するヲタクは一定数います。

上記以外のケース

さらに、「言葉ばかりの人」も続かない傾向があります。

口では「楽しんでいる!」と言っていても、実際は心の中で違和感を感じていることが多いという事があります。

逆に口ベタで人に伝えるのが苦手でも黙々と現場に通い続けるヲタクは案外長く続ける場合もあります。

これ以外にも、環境に恵まれない場合も続けにくいです。

周りに共感できる仲間がいなかったり、ライバルがいなかったりすると、モチベーションが維持しにくくなります。

続けられる人たちの特徴

一方で、イベント参加を長く続けられる人たちにはいくつか共通点があります。

まず「良い仲間やライバルに恵まれている」ことです。

仲間と一緒に楽しみ、時にはライバルとして競い合うことで、モチベーションが維持されるのです。私もそうですが、同じ趣味を持つ仲間がいるとイベントの楽しさが何倍にもなります。

一番初めに毎週対戦していた相棒。先に紹介した体脂肪一桁の漢。以前から当ブログに登場している妖怪今岡氏。今でもバチバチにやり合っている雷撃氏。

16年間止まること無くヲタ芸を続けてこれたのは上記の対戦相手がいたからこそ。改めて環境に恵まれていた事を実感します。

さらに、「時代の先端を走っている人」は続けやすいです。

新しいトレンドやテクノロジーに敏感で、常に変化を楽しむことができる人たちは、飽きずにイベントに参加し続けることができます。ヲタクとしての情熱が衰えることなく、新しいことに挑戦する楽しさを知っているのです。

もう一つ大事なのが「体が動くかどうか」です。特に体力が必要なイベント(ライブやフェスなど)では、体力の維持が非常に重要です。私もライブに参加するために、定期的にトレーニングを欠かさず行っています。体が動く限り、イベントの楽しさは持続します。

解決策:楽しむことを最優先に

では、イベント参加を続けるためにはどうすれば良いのでしょうか?

まず一番大事なのは「楽しむこと」を最優先にすることです。結果や世間体にとらわれるのではなく、純粋にイベントそのものを楽しむことを心がける。

もしそれができなくなった時は、無理に続けるのではなく、一旦距離を置く。

そうする事で、再び新たな視点で楽しさを見つけられることがあるかもしれません。

また、「学びと交流」を大切にすることも重要です。

イベントに参加して、新しいことを学んだり、他の参加者と交流することで、自分自身の視野が広がり、イベントの楽しさが倍増します。

そして忘れてはいけないのが「トレーニング」です。特に体力が必要なイベントでは、日々のトレーニングが参加を続けるための鍵となります。体力がなければイベントそのものを楽しむことができなくなってしまうからです。

知人のへなぎ氏曰く、ヲタクの中でトレーニングの為に寺に修行に行っているのは君だけだよと言われる自分ですが、定期的に寺に足を運び、坐禅、呼吸法を学んだからこそここまで続けられたと感じます。

自分の中では今上げた3つの中でも一番重要な項目だと感じます。

おわりに

イベント参加を続けるためには、楽しむことを最優先に考え、時には無理をせずにリセットすることも大切です。

また、良い仲間やライバルを見つけ、学びと交流を大事にすることで、モチベーションを維持することができます。

体力の維持も忘れずに行い、イベントを心から楽しむことができれば、長く続けることができるはずです。

私自身もこれからもヲタクとして、楽しむことを最優先に、イベント参加を続けていきたいと思います。現場で皆様とお会いでき、対戦できるのを楽しみにしています!

今回も最後までご覧頂きありがとうございました。

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