イベント考察

無料ライブこそ楽しいコールがある現場が生き残る理由

イントロダクション

先日、Xで無料イベントではコールを控えたほうが良いのでは?という投稿を拝見しました。それに対するヲタクの方々の色々な意見があり、凄く参考になりました。

今回ツイートを見て、個人的な意見としては無料のイベント、開放的な場所ならばコールを行ったほうがよいと考えます。

これまで、屋内、屋外問わず様々なフリーライブに参加し続け、10年以上が経過しました。

関西のヲタクには有名な『フリーライブ関西』さんのアカウントを参考に今でも参加しています。

今回はそんな自分が、コールをした方がよいという考えに至った理由について解説します。

フリーライブで気を引くのは至難の業

まず1つ目はフリーライブが行われている場所で新しいファンを獲得することは難易度が高いからです。

今年はコロナ渦が収まり、様々な場所でフリーライブが開催されています。厳密には昨年の9月頃から除々に解禁され、今ではコロナ前を上回るペースとなっています。

コロナ前から感じていたことですが、10年前に比べるとフリーライブは一般的なものとなりました。

10年前はものめずらしさに立ち止まる人、そこからCDや特典券を購入される方もチラホラ見かけましたが、足を止める方は少なくなったと感じます。

その為新規の方に購入してもらうというのは過去に比べ難易度は上がりました。

その観点から見ると、フリーライブで集客・販売を考えるのであれば、近くだから見に行こう、暇だから行こうというヲタク層に見て貰う事が大事だと考えます。

こういった方は気に入ったアーティスト、曲があれば物販を購入する場合があります。

その際、奇抜なコールや、耳に届く何かがあった方が効果的です。

そこで反応する人に届く様にパフォーマンスを行う方が効率も良く、結果としてより多くの人に届くのではないかと考えます。

動画で楽しむ今の時代

2つ目の理由は動画で盛り上がる様子を伝える事が可能な時代だからです。

無料・有料イベント問わず、イベントの様子を動画で楽しむのが今の時代。

コールをしているイベントの様子が動画で拡散されれば、その場にいる人だけで無く、より多くの人に見てもらえる可能性があります。

2024年、推し活というのはかなり一般的になってきました。電車の中でスマホの裏にチェキを入れている人も珍しくなくなったこの時代。

こういう状況であれば特異なコール、より熱量の入ったものは人の目に止まります。

たまたま参加したイベントで見た光景がSNSでバズる。撮影した本人が驚いたり、感情を動かされた場合であればあるほど、その動画はより多くの人に届きます。

この観点からみても無料イベントでは動画がかなり有効的だと感じます。

動画の優位性

今回説明をしていると自分自身がハマって行った時を思い出します。

今から約20年目、当時声優イベントには足を運んでいましたが、水樹奈々さんの現場だけに通うヲタクでした。

とある日に知人から、田村ゆかりの現場は凄いという噂を耳にしました。

YouTubeは無くニコニコ動画も無い時代でした。調べて購入したライブDVDを見た時、衝撃を受けました。この場に参加したい!

初めて訪れたライブ会場では、DVD以上の衝撃と熱量を受け、ドハマりしました。

即時にファンクラブに入会し、足繁くツアーに通う様になりました。

当時より選択肢は多くなりましたが、人が足を運ぶ動機はそれほど変化していないと感じます。今回の説明をするにあたりピッタリなエピソードだと感じたのでお伝えさせて頂きました。

おわりに

今年は屋内、屋外様々な場所でイベントが行われています。

TwitterやTikTokに掲載される時代でイベントの様子を瞬時に見る事ができるようになりました。自分もSNSでみた現場に通って見たいと思うことは多々あり、実際顔を出した事も多数あります。

今回のポストを見て自分が感じたのはオープンなイベントこそコールがあった方が良いと感じ、記事にさせて頂きました。

SNSで見かけたイベント現場で皆様とお会いできるのを楽しみにしてます!

今回の記事について、皆様のご意見、ご感想があれば、是非Xにて教えて下さい!

今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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