イントロダクション
日々タイムラインを眺めていると、楽しそうな特典会の様子や動画が次々と流れてきます。
チェキと一緒に添えられたコメントや、嬉しそうな感想を読んでいるだけでも、現場の空気が伝わってくるものです。
実際に現場に足を運んでいると、特典会の列に並ぶヲタクの様子を何気なく観察することもあります。
テンション高く話している人、少し緊張しながら順番を待つ人、終わった直後に満足そうな表情を浮かべている人。
そうした光景を見ているだけでも、「特典会っていいものだな」と感じることがあります。ただ、その一方でこんな声を耳にすることもあります。
「すごく楽しかったはずなのに、何を話したかあまり覚えていない」
「気づいたら記憶が飛んでいて、チェキだけが残っている」
人はテンションが上がった時、楽しいと感じた瞬間ほど、時間を一瞬で通り過ぎたように感じます。
あまりにも楽しすぎて、終わったあとに振り返ろうとすると「どうだったっけ?」となってしまう。
これは決して珍しいことではありません。
自分自身も、以前は同じような経験を何度もしてきました。しかし、いくつかの点を意識するようになってからは、楽しい気持ちはそのままに、特典会での会話や空気感をしっかり覚えていられるようになりました。
今回は「記憶を飛ばさない」「推しとの会話を覚えておく」ためのコツについて、お伝えしていきます。
「何かに記載する」という意識を持って臨む
まず一つ目にお伝えしたいのは、「あとで何かに書く」という意識を持って特典会に臨むことです。
これだけで、人の記憶の残り方は大きく変わります。
例えば、今では多くの人が行っているチェキツイがあります。
チェキの写真と一緒に、その日の特典会の感想や会話の内容をXに投稿する行為です。チェキツイをよく見ていると、最初は
「今日も楽しかった!」
「最高の特典会でした!」
といった短い感想だった人が、回を重ねるごとに徐々に内容が具体的になっていくケースをよく目にします。
「この話題を振ったら、こんな反応が返ってきた」
「この一言がすごく印象に残った」
こうした詳細なポストが増えていくのは、ポストすることを前提に特典会に臨んでいるからだと感じています。
「あとで書く」と思って話を聞くことで、脳が自然と情報を保持しようとするのです。必ずしもXに投稿する必要はありません。
メモ帳でも、日記でも、スマホのメモアプリでも構いません。
「どこかに記録する」という意識を持つだけで、特典会後の記憶の残り方は確実に変わってきます。
覚えることは、まず一つだけに絞る
次に、記憶が飛びやすいと感じている方にお伝えしたいのが、「あれもこれも覚えようとしない」ということです。
慣れてくれば、二つ三つと覚えられるようになる人もいます。
しかし、それは経験と技術が積み重なった結果であり、最初から誰でもできるものではありません。だからこそ、今「忘れてしまう」「記憶が残らない」と悩んでいる方には、
まず一つだけ覚えておくことを意識してほしいのです。
・話していて一番印象に残ったこと
・自分が「おっ」と感じた一言
・その場の空気が変わった瞬間
どれでも構いません。
完璧に覚えようとする必要はなく、「これだけは覚えておく」という一点を決めるだけで十分です。
自分もこの方法を取り入れてから、会話での印象付けが格段に上手くなりました。
五年ほど前のイベントで、「あの時こんな話をしたな」と今でも思い出せる出来事がいくつもあります。
もし今、特典会後に記憶が飛びがちだと感じている方がいれば、ぜひ一度試してみてください。
記憶には「鮮度」がある
最後に、とても大切なポイントとして「記憶の鮮度」についてお話しします。出来事を一番よく覚えているのは、起こった直後です。
残念ながら、その時間はとても短く、意識しなければ記憶は次々と上書きされていきます。
だからこそ、覚えておきたい場合は特典会が終わった直後にメモを取るのが効果的です。その際、きれいな文章にまとめる必要はありません。
・キーワード
・印象的だったフレーズ
・感情を一言で表した単語
これらを箇条書きで並べるだけで十分です。
その後は、知り合いのヲタクと話したり、チェキを眺めたりしながら、余韻を楽しむのも良いでしょう。そして移動時間や空き時間に、先ほど書き留めた単語やフレーズを、ゆっくり文章にしていきます。
このやり方の良い点は、感情が少し落ち着いた状態で、客観的に振り返れることです。
特典会直後はどうしても興奮状態になりがちで、そのまま文章にすると内容が散らかってしまうこともあります。
少し時間を置くことで、後から読み返しても分かりやすい記録になります。
おわりに
今回は、特典会の様子や推しとの会話を「覚えておくコツ」についてお伝えしました。楽しいイベント、心に残る特典会。
それなのに後から「何を話したんだっけ?」となってしまうのは、やはり少し勿体ないものです。
チェキと一緒に
「あの時、こんなことがあったな」と振り返ることができれば、その思い出は何度でも楽しめます。
もし今、特典会の記憶が残らず悩んでいる方がいれば、今回の記事を参考にしてみてください。
小さな意識の変化で、現場の楽しみ方は大きく変わります。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

