連結サイリウムの進化
先日アニメメメに参加した際、連結リウムを持っていた方がおり、間近で見せて頂きました。
非常に出来が良く、軽量化もされており、クオリティの高い1品でした。
一般的に販売されている光モノは1つの完成形になり新たな進化はここ数年していないのが現状です。
改造リウムにおいてはコロナ禍で声出しできなかった事もあり逆に進化したと感じます。
最近では作成代行業者も出てきており、これまで作れなかった人も導入しやすくなりました。
自分も未だに光モノを使用していますが、この部分において、他の方ができない持ち方を長年行ってきました。
今回は連結リウム(孔雀)と私のオリジナルな持ち方『観覧車』について解説します。是非ご覧下さい!
孔雀の特徴について
まずは孔雀のメリットデメリットを解説します。
まず第一のメリットは輝度の高さです。
自作リウムの場合、発行体がむき出しになっている事が多く、通常のサイリウムより輝度が高いことが1番大きな利点です。
サイリウムの明るさを表す指標はルーメンを用います。
通常は250~300が一般的ですが、孔雀の場合10000を軽く超えるモノが多く
数字にすると如何に明るいかを感じて頂けると思います。
また以前は単色でしたが、ワンボタンで色を帰れるものもあり、推しや曲ごとに色を変える事が可能です。
デメリットとしては振る方向性が一定方向というのが個人的にはデメリットだと感じます。
根本が扇状になっているので、振り方としては扇子と同じ状態です。
そして本体事態が固く、重量があるので、手首を返したりするのが非常に困難な為、
上に掲げて推しジャンするか、下から振り上げるケチャの様な形になりがりです。
先日触らせて頂いた時もその部分を強く感じました。
オリジナル技『観覧車』
上記の孔雀ですが自分が使用するオリジナル技の観覧車と類似点が多いと感じます。
観覧車は下記にある誘導灯を片手に5本持つ技となります。
主にバラード曲用に作った技になり、15年ほど前から使用しています。
過去に様々な人がやろうとしていましたが、片手に持つことができず断念する方が多かったです。
以前はバラード曲が1ライブに1度は有り、良く使用していました。
因みにこれは真意は定かではないですが、観覧車を見た人がその持ち方をヒントに孔雀を作成したという噂を聞いた事があります。
当時様々な現場で使用していたのであり得る話ですが、真意は不明です。
最近の観覧車は閃ブレ7本持ち
上記の観覧車は孔雀と同じく振る方向性が一定しかできない弱点があります。
その為、最近は少し改良し、下記にある閃ブレというリウムを7本持つ様にしています。
この方が手の部分に遊びがあり取り回しがしやすく、ここ10年はこの形を現場に投入しています。
以前参加したロッキンジャパンでのユーミン、エレカシなどのバラード時は積極的に活用しています。
今後は海外勢の進化に期待
今回は孔雀と観覧車、連結リウムについて解説しました。
世の中に電池式サイリウムが出たのが2010年頃。
色が変わるターンオンが発売されてからは世の中の光モノは殆どターンオンになりました。
5年以上新商品と呼べるモノは現れていません。
孔雀においても形状はそれほど変わらず、自作・市販において1つの完成形だと感じます。
コロナ禍も収まりつつある現在、これからは海外勢が何か新しいモノを発明してくれるのではないかと期待しています。
声を出す、体を動かす、光モノを活用する。それぞれが進化する事で現場の楽しみ方は大きく増えると考えます。
自分も現状に甘んずる事無く、日々現場で実験し、あらたな光モノを作っていきます。
今回も最後までご覧頂き、ありがとうございました。