はじめに
これまで数えきれないほどのイベントに参加してきましたが、その中で「これは当たりだった!」と感じる神イベにも何度も出会ってきました。
昨年も、いくつか最高の現場を引き当てることができています。
4月以降、イベントの開催発表も一気に増えてくるシーズン。この記事が、皆さんのイベント選びの参考になれば幸いです。
ポイントは「違和感」と「異常値」
神イベの気配を感じる時、自分がいつも注目しているのは、そのイベントに“違和感”や“異常値”があるかどうかです。
たとえば――
初めての会場、しかもやたらと広大な敷地
あるテーマに特化しすぎた出演者ラインナップ
タイムテーブル未公開、なのに朝から晩までのロングラン
これらはすべて、“何かが起こるかもしれない”という予兆。違和感や異常値にピンときたイベントは、思い切って参加してみる価値があります。
実例①:大阪・名村造船所フェス
先日も開催されたこのイベント。
開催当初、概要を見たとき、「屋外の名村造船所?どうなるんだろう?」と軽く混乱しました。
それまでは屋内イベントしか経験がなかった場所。けれど、その違和感に惹かれて行ってみた結果――大当たり。
関東から毎回遠征してくるヲタクもいるほどで、今では大阪の定番イベントのひとつに。「あの時感じた違和感を信じてよかった」と思える代表例です。

実例②:8時間耐久アニソンカバーイベント
大阪で開催されたこのイベントも異常値の塊でした。というのも、当初はタイテ未公開だったにもかかわらず、開場時間がやたらと早く、終演予定は夜遅くまで。
「この長さ…なにかがおかしい」と思って参加したところ、全60曲以上のアニソンカバーが披露され、まさに大満足。体は疲れたけど、心は満たされる最高の神イベとなりました。
異常に長いイベントは、体力勝負になることもありますが、それ以上の感動が待っている場合もあるのです。
神イベとクソイベは紙一重
ただし、これは諸刃の剣です。違和感や異常値があったからといって、必ずしも神イベとは限りません。
たとえば――
夜中2時までライブをやっていた名古屋のイベント
客が少なすぎて後方エリアが封鎖されたイベント
こういったイベントも、たくさん経験してきました。でも、それも含めてイベント探索の醍醐味だと思っています。
大事なのは“参加し続けること”

クソイベを引いた時、落ち込む気持ちは分かります。「次もまた外れだったらどうしよう」と、足が止まりそうになることもあります。
でも、自分が心がけているのは――
スケジュール通りに参加し続けること。
失敗を引きずると、行動するのが怖くなり、気づけばイベントから遠ざかってしまう。逆に、続けていれば「また当たる」瞬間がやってきます。
神イベを引くための最大のコツは、あきらめずに現場に通い続けることです。
おわりに
昨年はイベント開催数もコロナ禍以前の水準に戻り、大小問わず多くの現場が開催されました。
未知のイベントに参加するのは勇気がいりますが、だからこそ、新しい感動と出会えるチャンスも広がっています。
この記事が、イベント探索の一助になれば嬉しいです。皆さんもぜひ、自分なりの“違和感レーダー”を研ぎ澄ませて、最高の神イベを引き当ててください。
今回も最後までご覧頂きありがとう御座いました。