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20代、30代、40代…推し続けるヲタクの生き方ガイド

イントロダクション

ヲタクを続けていると、ふと「このままでいいのかな?」と思う瞬間があります。若い頃は勢いだけで現場に通っていましたが、年齢を重ねるにつれて体力、仕事、家庭、お金…さまざまな問題が出てきます。

でも、大丈夫です。

年齢を重ねたからこそ楽しめる方法があり、それぞれのステージに合った生き方があります。今回は、自分自身の経験や周囲のヲタク仲間の姿をもとに、「年齢別に見るヲタクの生存戦略」についてお伝えします。

20代:とにかく動け!経験こそが武器になる

20代は、何といっても体力と時間が最大の武器です。多少の無理もききますし、連続でイベントに出ても翌日元気に仕事に行ける方も多いはずです。

この時期は「とにかく現場に行く」ことをオススメします。数をこなすことで、見える景色がどんどん広がっていきます。箱の空気感、オタク同士のノリ、アイドルとの距離感。ネットでは拾えないリアルな感覚が蓄積されていきます。

そして「やらかし」も経験のうちです。朝イチ物販に寝坊して行けなかったり、現場被りでどちらを選ぶか悩んだり、全部が財産になります。間違ってもいいので、自分の中に「好き」の軸をつくっていきましょう。

30代:自分のスタイルを確立する時期

30代に入ると「選ぶ力」が問われます。なんでも行くのではなく、自分が本当に行きたいイベント、自分が本気で応援したいアイドルを見極めて参加するようになります。

また、推し活と生活のバランスをとるのも大事です。遠征ひとつにしても、前後の仕事や体調を考え、無理のないプランを立てるようになります。その結果、1回の現場の「濃度」が高まり、楽しみ方が変わっていきます。

自分に合った現場スタイルができれば、無理なく、そして楽しく、長く続けられます。

40代:背中で語るヲタクに

40代になると、体力的に無理がきかなくなってきます。「昔はあれだけ飛べたのに「昔はもっとイベント廻せたのに」」という言葉が出てくる頃かもしれません。

でも、自分はこの時期こそ「渋さ」が出ると思っています。

現場で周囲に気を配れるようになる、困っている初心者ヲタに自然と声をかけられる、そんな“背中で語る”ヲタクが増えてくると感じます。

また、金銭的に余裕が出てくる方も多く、少し良い遠征プランを組んだり、応援の形も幅が出てくる時期です。

無理に若さに張り合う必要はありません。自分のペースで、でも誰よりも熱く楽しむことができるのが40代の強みです。

50代以降:ヲタクは生涯現役!

自分の周囲には50代、60代でもバリバリ現場に通っているヲタクの方がいます。もちろん全力ジャンプはできないかもしれません。でも、その分、言葉や表情、雰囲気で“応援の力”を届けているのがわかります。

年齢を重ねると、若いヲタクからアドバイスを求められる事もあるでしょう。それは年齢を重ねるにつれて言葉に重みが出てくるもの。

ネガティブな事に目が行くかもしれませんが決してそうではありません。

それぞれの年齢に合ったスタイルがあるだけです。20代の疾走感も、30代の戦略性も、40代の深みも、50代以降の風格も、全部が“ヲタクの魅力”です。

ヲタクは年齢を言い訳にしなくていい趣味です。むしろ「歳を重ねたからこそ見える世界」が広がっていると思います。

最後に:何歳でも、やめなければ続けられる

ヲタクであり続けるために必要なことは、ただひとつ。

「やめないこと」です。

どんな形でもいいんです。現場に行けなくても、配信を見るだけでもいい。推しを応援する気持ちがある限り、あなたはヲタクです。

年齢を気にして一歩引いてしまうのは、もったいないことです。

自分は何歳でも、ヲタ芸を打ち続けるヲタクでありたいと思っています。そして共に楽しめるヲタクが一人でも多く増えることを願っています。

自分のペースで、自分らしく。

今日も、明日も、これからもヲタクであり続けます。今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。最後までご覧頂き、ありがとう御座いました。