イベント考察

推しが休みの時、どうする?~イベント中止・出演キャンセルの乗り越え方~

はじめに

楽しみにしていたイベント。チケットも取り、準備も万端。そして当日、ふと目に飛び込んできた「推し、体調不良のため欠席」のお知らせ。

その瞬間、全身から力が抜けたことがある方は少なくないのではないでしょうか。

「よりによって今日かよ!」

「交通費も宿も、もう払ってるし…」

「このイベント、推しがいないなら正直つらい…」

そんな気持ちを抱えたまま、現地に向かうのか、

それとも引き返すのか。何が正解かは人それぞれですが、今回は自分の経験をもとに、「推しが休みの時」の対処法についてお話ししたいと思います。

結論:保険はかけておくのが一番強い

結論から申し上げますと、「保険をかけておくこと」が何よりの対策です。

たとえば――

「このイベントは推し以外にも気になるグループが出る」

「近くで別のイベントがあるからそちらに回せる」

「会場周辺に楽しめるカフェや映画館がある」

このように、あらかじめ“第二の選択肢”を持っておくだけで、気持ちの持ち直しがずいぶん楽になります。

もちろん、推しがいるからこその参加であるのは当然です。しかし、「100%推しが出る」という保証はどこにもないのも事実。

特に昨今は体調不良による出演キャンセルが珍しくありません。

推しが休んでも「今日一日、丸つぶれ…」とならないために。少しだけ視野を広げておくことをおすすめいたします。

推し活以外の趣味を持っておく

アイドル現場は楽しいものですが、推しだけが人生のすべてになってしまうと、いざという時のダメージが大きくなってしまいます。

自分の場合は、イベント以外にも「映画」「格闘ゲーム」「ドラマ」などを常にストックしておくようにしています。

テンションの上がらないイベントに足を運ぶくらいなら、好きな喫茶店で落ち着いて読書をする方が、心にとって良いリセットになるのです。

ポイントは、「その日が無駄だった」と思わないこと。

推しがいない日にしかできない楽しみも、

実はあるのです。念のために、他のイベント情報をチェックしておく、現地に向かう前や前日の夜に、Twitterやイベント情報サイトで「近場のイベント」や「タイムテーブル」をざっくり見ておく習慣をつけておくと、いざという時の切り替えがスムーズです。

もちろん無理に「代わりを探そう」としなくても良いですが、「選択肢を持っておく」ことで、精神的余裕が生まれます。

映画・食事など、“小さな楽しみ”は心の支えになる

一日中イベントを回る予定だったスケジュールが空いてしまうと、ぽっかりと穴が空いたような気持ちになることがあります。

そんな時、自分がよくやるのが以下のような行動です。

気になっていた映画を観に行く

近くの評判の良いラーメン店に行ってみる

ちょっと高めの喫茶店で贅沢なモーニングを頼む

これらは、2,000-3,000円あれば十分に満足できる「ミニイベント」です。

金銭的ダメージも少なく、それでいて「今日はこれで満足」と切り替えられる、非常にコスパの良い選択肢です。

推しが休みでモヤモヤした気持ちのまま過ごすより、

ひとつでも「よかったこと」が残る方が、精神的な回復は早いと感じます。

絶対にやってはいけないこと:「行きたくもないイベントに行く」一番避けたいのは、「気持ちが乗っていない状態で、無理やり現場に行くこと」です。

「せっかく現地に来たし」「何もしないのももったいない」と思って、気が進まない現場に行ったことが何度かあります。しかし、そのたびに強く後悔しました。

空気に馴染めず、居心地が悪い

なんのためにこの現場にきたのだろう

終演後、「何してたんだろう…」と虚無感に襲われる

このようなマイナスな気持ちは、ある意味“マイナスの二乗”です。回復どころか、余計にダメージを広げてしまいます。

行かない勇気。これこそが、長く楽しく現場を続けるための大切なスキルだと感じます。

最後に:行かないという選択も、立派な判断

イベントは自分が考える目的を達成できてこそ、最高の空間になるものです。

だからこそ、「推しがいないなら行かない」という選択をした自分を、責めないでください。むしろそれは、自分の気持ちに正直であるということ。何より、自分を大切にしている証です。

推しの休みやイベント中止は、誰にでも起こりうること。だからこそ、少しでも心の備えがあれば、次も楽しく現場に戻ってこられると考えます。

皆さんの現場ライフが、これからもより良いものになるよう願っています。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

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