ヲタク考察

見た目じゃ続かない。心が楽になる推しを選ぶということ

イントロダクション

推し活は、良くも悪くも「お金」と「時間」を使う行為。
だからこそ、相性が悪い相手を推すのはストレスになりやすいと最近改めて感じます。

自分はこれまでたくさんの演者さんを見てきましたし、自分自身も何人かの人を推してきました。その中で強く感じたのは、

・見た目だけで選んだ推しは、1-年でほころびが出る確率が高い

・逆に、相性が良い推しは何年経っても無理なく応援できる

ということでした。
推している側がイライラする時というのは、たいてい「自分の思う理想の動き」と「相手の実際の行動」にズレがある時です。
しかし、相性が良い推しの場合は、そのズレがほとんど起きません。
なぜなら自然体で応援できるため、心が疲れないのです。

では、相性の良い推しとはどんな存在なのか?

ここからは、自分が長年の推し活から感じてきた“相性の良さ”について、3つの視点から整理していきます。

① レスを感じられる推し

「レス」と聞くと、ステージからの指差しや、SNSでのいいね・コメントなどを思い浮かべる方が多いと思います。しかし、自分がいうレスは、それだけではありません。

・見ているだけで楽しい

・遠くから眺めていても気持ちが軽くなる

こうした“言葉にならないレス”を感じられる推しは、
相性がとても良い場合が多いです。

もちろん、SNSでのコメントを拾ってくれる、何気ない挨拶をしてくれるといった直接的なレスも嬉しいですが、相性が良い推しの場合は、それ以前に
「存在自体に癒やされる」という感覚があると感じます。
これはとても大きなポイントで、
こういう相手は長く推し続けても疲れないと個人的には思います。

② “タイミングが合う”推し

不思議なもので、相性が良い推しとは、タイミングが自然と合うことが多い と感じます。
「今日は疲れたし、どこにも行かずにゆっくりしたいな…」と思った日はイベントがなく、「行こうかな」と思った日に限ってちょうど良いライブがある。
こういう偶然の一致が積み重なると、応援する側も無理をしなくて済みます。
気持ちよく現場に行けるため、推し活がストレスになりません。
逆に相性が悪い場合は、別の予定があったのに急に告知が来たり、
チケットが取れなかったり、スケジュールがことごとく噛み合わなかったりするものです。
“自然とタイミングが合うかどうか”は推し選びにおいて大事なポイントだと感じます。

③ お互いに成長を促し合える推し

そして最後に、自分が一番強く相性を感じるのは、

・自分が頑張っている時に、その推しも同じように頑張っているとき

です。
推している演者さんが上を目指して努力している姿を見ると、コチラも自然と力をもらえます。

特典会などで、
「元気もらったので仕事頑張ります」
「次のステージはさらに成長したい」
といった言葉をお互いに交わせる関係は、非常に良い相乗効果を生みます。

こうした“支え合いや高め合い”を感じられる推しは、本当に長続きします。
推し活が生活の一部になり、仕事や日常にも良い影響が返ってきます。

しんどい推し活は誰も幸せにならない

これまで自分は、しんどそうに推し活をしている方を本当にたくさん見てきました。
もちろん、それが楽しいという人もいます。
しかし、推しを変えたり、別の現場に行ったりしてから急に楽しめるようになった人も多くいます。

自分は、不幸になる推し方だけは絶対にオススメしません。

人はどうしても最初は見た目や派手さに惹かれますし、「この子を応援しないと」と気持ちが焦ってしまうこともあります。ですが、本当に大切なのは、心が自然と楽になる推しを選ぶことです。

少しでも「合わないかも」と感じたら、離れてみる勇気も必要です。
イベント現場は星の数ほどあります。令和の今、他の現場に行けば必ず新しい出会いがあります。推し活に“我慢”は必要ありません。

今回の記事が、少しでも皆さんが推しを決める時の参考になれば幸いです。
推し活は、無理なく、楽しく、長く続けていくことが一番大切だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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