X-CON突然の中止発表
来月12月8日から10日にかけて開催予定だったX-CONの中止が発表されました
多くの方が楽しみにしていたイベントで非常に残念です。
今年は10月にもAICHIアニソンフェスが中止になった事が大きな話題となりました。
今回、この2つのイベントを見ているといくつかの共通点を発見しました。
残念ながら今後もこういったイベントは開催されずに中止になる事が考えられます
その時参考にして頂き、少しでも未然に防いで頂く判断材料になれば幸いです。是非ご覧下さい!
会場の規模が無駄に大きい
今回のX-COMは幕張メッセイベントホールでした。
全てを使用するのか、一部だけなのか、今では詳細を確認できませんが、幕張メッセを3つ使用するとなるとかなりの規模です。
この場合、警備、設備費用がかなり掛かります。
運営元は今年できたばかりの会社の為、よほどお金をかけないとうまく運営できない事が予想できます。
大きな会場、新規のイベント、この2つが組み合わさった時は注意が必要です。
チケットの割引がある、価格設定がおかしい
今回、X-CONではチケットの早割があったとの事。
AICHIアニソンフェスにおいても途中からチケットの値引きがありました。
上記の様な開催規模が大きな場合、値引きをしてしまうと運営費用に響きます。
但し運営費用は値引きできないため、結果的には赤字になります。
その状態が一線を超えた時、開催中止の大きな原因となります。
特に最近はインフレの影響もあり、大型フェスのチケット価格は軒並み上昇しています。
4年前に比べると、同じ幕張メッセで開催されるフェスのチケット価格は1.4倍になっています。
こういった大規模なイベントのチケットで値引きがある場合は注意が必要です。
アーティストに統一感が無い
今回のX-CONの参加アーティストを見ていると凄く豪華で、一昔前のテレビ番組の音楽特番を思い出します。
世代、ジャンル、この2つが違うフェスは魅力的で多くの方が参加したくなります。
以前中止になったAICHIアニソンフェスも声優からアーティストまで幅広く参加を予定していました。
極稀にそういった組み合わせのイベントもありますが、大体は小規模で開催され、大規模で開催されたのをあまり見たことがありません。
大きな規模のイベントの場合、音楽ジャンルの組み合わせ、統一感がない場合は注意が必要です。
ロゴとホームページは要確認
今回パッと見てX-CONは怪しいと感じたのはロゴとホームページです。
以前のAICHIアニソンフェスもそうでしたが、手作り感満載で内容もかなり薄い事をヒシヒシと感じました
これは直感的な部分もありますが、X-COMの場合もなんとなく危ないなと感じました。
X-CONにおいては現時点でXのアカウントも凍結されています。
特に今回は某アメコミのロゴがそのままだった事も有りそれも問題なのかもしれません
特に新規イベントの場合はサイト、SNSアカウントをしっかりチェックする事が大事です。
開催時期が季節外れ
今回X-CONは12月、AICHIアニソンフェスは屋外にもかかわらず10月でした。
屋外フェスで10月というのは最近増えてきましたが、まだまだ少ない開催形態です。
通常夏フェスは7月から9月開催が多いです。冬はCDJが年末にありますが、他では大規模なフェスが開催されるのは稀です。
この時期にこの規模のフェスが開催される!という高まりは理解できますが、その分リスクはあります。
何回も開催されている場合は別ですが、特に初回のイベントは気をつける必要があります
さいごに
今回はX-CONとAICHIアニソンフェスにみる怪しいイベントの見分け方を解説しました
今回はももクロ、海外アーティストも参加予定だったこともありXでは残念がるファンの方々の声が聞かれます。
コロナ禍の終息に伴い、来年は様々なイベントがより多く開催される事が予想されます。
残念ながらこういったイベントも多くなる可能性があります。
その際に少しでも被害を防ぐ参考になれば幸いです。
今回も最後までご覧頂きありがとうございました。